Cの「激安プリン」の原材料を見てみましょう。同じプリンとは思えないほど、「たくさんの品目」が並んでいます。
最初に書かれているのが「果糖ブドウ糖液糖」。
原材料は「使われている量が多い順に書く」という決まりがありますから、この「激安プリン」で最も多く使われているのが「果糖ブドウ糖液糖」ということになります。
「平気で『ジャム』を買う人が知らない超残念な真実」で述べた問題と同じで、砂糖は高いから「果糖ブドウ糖液糖」を使うのです。
それに「果糖ブドウ糖液糖」はあらかじめ液体でタンクローリーで運ばれてくるから、水に溶かす手間がなくてラクなのです。
「加糖卵黄」ってなに?
そして、この「激安プリン」には「生の卵」を使うのではなく「加糖卵黄」が使われています。
「加糖卵黄」というのは、卵から卵黄だけ分離して、糖分を加えたものです。冷凍で流通していて、日持ちはするし、殺菌済みのため、非常に便利なのです。
さらに「牛乳の代用」として使われているのが「脱脂粉乳」です。いうまでもなく牛乳を使うより、はるかにコストが安く済みます。
さらに「植物性油脂」「乳化剤」「増粘多糖類」は、とろりとした食感を出すために使われています。
そして、「加糖卵黄」「脱脂粉乳」で、全卵や牛乳を「置き換え」ている分、「本来のプリンの香り」がしないので「香料」が使われます。
この「激安プリン」の作り方は、あくまでも私の推測になりますが、材料を全部充填して容器ごと加熱すると思われます。
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