「家計が苦しい人」がすぐ始められる簡単節約ワザ 日常生活のなかで20%お得に買い物は難しくない

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それ以外にも、昨今ではフードロス削減の観点から、賞味期限間近の商品を格安の値段で販売しているスーパーやネットショップもあります。よく節約というと買いだめという発想をする人がいますが、飲食料品では買いだめできる品目は限られます。筆者は1カ月以内に食べるモノであれば、賞味期限間近のものを安く買うようにしています。

そもそも、賞味期限自体も美味しく食べるための目安であるため、生ものでなければ、多少は期限を過ぎていても気にせず食べてしまう質なので、お得な価値観を持っているのかもしれません。このコンセプトのネットショップですと、割引率は20%どころか、半額以下での販売もよくありますので、まずは確認してみるだけでも楽しいと思います。

サブスクの金額はバカにならない

節約を考える際に最初に思い浮かぶ方法に家計の見直しがあります。これは非常に典型的な方法ですが、ファイナンシャルプランナー(FP)さんに相談に行くと現時点での出費などを一緒に書き出して点検していくという作業をすることもあります。筆者はこの作業は地味ながら大事なことと考えています。マメに家計簿をつけている人や、アプリでレシートやクレジットカードの利用履歴をもとに出費の管理をしている人はいいのですが、多くの人は自分の出費に意外と無頓着なものです。

自分の出費を見直す際に、すべての出費を書き出せたら、それらを2つに区分けしていく必要があります。基本的には毎月支払う「固定費」と、そうではない「変動費」です。節約するためには、まず固定費を削減することを考えないといけません。なぜなら、変動費は名前のとおり、毎月の金額が大きく変化してしまい管理しにくいからです。

それでは、固定費にはどのような出費が該当するのでしょうか。家賃などの住宅費、水道光熱費、通信費、保険料、サブスク料金など数多く挙げられます。コロナ禍では旅行や娯楽のための外出機会が急減した結果、多くの方がサブスクを利用するようになりました。Amazon PrimeやYouTube Premium、Netflix、Huluなどの動画配信サービスがわかりやすいですね。これらの利用料金は基本的に毎月自動引き落としされます。徐々にコロナ禍が終わりに近づくにつれ、再び旅行や外食の機会も増えますから、サブスクの利用機会は減っていくはずです。

しかし、これらのサービスは一度契約してしまうと、ついつい契約の解除を忘れてしまいがちです。月額1000~2000円程度ということもあり、利用機会が減っても「また使うかもしれないから」と、契約を解除しないままにする人も多いと思いますが、月1000円でも1年に直せば1万2000円です。しかも複数のサブスクを利用している場合、その年額が2倍、3倍と膨らむわけですから、意外とバカにならない金額になるのです。

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