配当含む「年収1億円超」経営者ランキング500 孫正義氏は200億円超、柳井正氏も100億円超える

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ソフトバンクの孫正義社長
ソフトバンクグループの孫正義氏が大差をつけて首位(撮影:尾形文繁)

10月2日に配信した「『年収1億円超』の上場企業役員ランキング500」で掲載したように、一般的なビジネスパーソンの生涯給料の目安といわれる2億円以上の報酬を得ていた役員が267人に上ることが明らかになった。

ただ、上場企業役員ともなれば、役員報酬以外にも大きな収入源がある。自社などの保有株による配当収入だ。

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そこで上場企業3860社、4万0319人の上場企業役員の最新人事データを収録している『役員四季報2023年版』および『有価証券報告書』のデータを用い、役員報酬1億円超の上場企業役員の中で「配当を含めた収入」が高い上場企業役員トップ500人をランキングで紹介する。

今回の集計対象は、2021年5月~2022年4月に本決算を迎え、1億円を超える役員報酬を得た役員を有価証券報告書で開示した上場企業だ。

上場会社で最も稼いだ経営者は、ソフトバンクグループの孫正義氏だ。孫氏の配当含む収入の総額は203億4700万円となった。役員報酬は1億円だが、配当収入が202億4700万円あった。

創業(家)社長が上位にランクイン

2位は、ユニクロやジーユーを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長だ。柳井氏も役員報酬は4億円だったが、配当収入が100億円を超え、総額は109億7700万円となった。

3位は、戸建て住宅分譲のオープンハウスグループ社長である荒井正昭氏。配当収入は50億9600万円に上る。

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本ランキングでは、創業(家)社長が多くランクイン。5位の日本電産会長の永守重信(総額33億1800万円)、12位のトヨタ自動車社長の豊田章男氏(同19億3700万円)などが該当する。

なお、親子上場などで、いずれかの会社からのみ報酬を得ている場合、報酬を得ている会社の名前と役職を記載している。

ソフトバンク会長の宮内謙氏は、このケースの該当。Zホールディングス社長の川邊健太郎氏、GMOペイメントゲートウェイ社長の相浦一成氏に関しても同様に記載した。

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