「家計が苦しい人」がすぐ始められる簡単節約ワザ 日常生活のなかで20%お得に買い物は難しくない
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カット野菜は値上がり時代の味方
物価高や円安といったマクロ環境は私たち個人が何かをして変えることは不可能です。これはひとえに政府の仕事となるわけですが、だからといって何もしないわけにもいきません。賃金が上がらないなかで物価だけが上昇すれば、私たちの生活は苦しくなる一方です。そして、インフレが進めば日本人の多くが資産を現預金として保有しているわけですから、それらの価値も目減りしていきます。
ひとつの対策方法として投資があるわけですが、投資は必ず儲かるわけではなく、損をする可能性もあります。そして、投資は自己責任です。損をしても誰も助けてはくれません。さらに、投資をするにはそれなりの余剰資金が必要です。ここでは私たちが生活のなかでできる家計防衛について紹介したいと思います。
筆者自身も子ども3人を育てる現役の子育て世代であり、どこかの会社に雇われているわけでもない不安定な身分ですから、昨今の物価高の影響は大きく受けています。自分で食事も作るので、スーパーに買い物に行くこともしばしばありますが、本当にいろいろなモノの値段が上がっていることを実感します。
私事ではありますが、2022年の年始からダイエットを始め、半年で20㎏の減量に成功したのですが、その際に食事で欠かせなかったのが野菜です。子どもたちの栄養を考えても野菜抜きの生活は考えられません。
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しかし、その野菜の値段も他のモノと同様に上昇しています。総務省が発表している消費者物価指数のデータから、全国と東京都区部における生鮮野菜価格の推移を見てみましょう。生鮮野菜は天候の影響を受けやすいため、価格変動が大きいのですが、2020年後半からは明確に野菜価格が上昇傾向にあることがわかります。
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