苦節5年で合格できたそのわけとは? あなたにも出来る!社労士合格体験記(最終回)
ライフワークを目指して
私は45歳で終身雇用の道から自ら外れたことにより、必然的に、資格試験へのチャレンジと再就職を繰り返してきました。熟年世代の就職は容易ではありません。私も迷いと挫折、試行錯誤、紆余曲折の繰り返しでした。それでも、一見、その就職とはまったく関係ないようなことがきっかけとなり、思ってもみない展開になることを経験してきました。
自分なりのポイントを整理してみると、①その時、その時点でのベストを尽くす、②苦しくてもあきらめず、焦らない、③出会いを大切にする、④家族とのコミュニケーションを大切にする、⑤趣味や楽しみは継続する、⑥いざというときには潔く迅速に行動する、⑦夢を追い続けること、です。
丸5年間続いた私の連載も今回で最終回です。これまでご愛読いただき誠にありがとうございました。ある読者の方から私の合格体験記は「家族愛」にあふれているというお言葉をいただきました。あくまでも私の場合ですが、家庭の安心感があってこそ、ご縁が次々と生まれてきたのかもしれません。
10年間同居した義母は落ちても学び続け、なぜだか仕事にもはぐれることない私を大いに感心し、親族や友人に自慢してくれていました。それがきっかけで大口の通訳・翻訳の仕事が決まったりもしました。その義母も一昨年永眠しましたが、1年後、ご縁があって義母と同じ身長のスタンダード・プードル(ビオ雌2歳)の里親になりました。最初は消極的賛成だった私も、今ではすっかり犬中心の生活に癒される毎日です。
実は、私は33年にもなるペーパードライバーで、もう普通自動車免許の資格を使うことは一生ないと思っていました。でも公共の交通機関には乗れない大型犬が家族の一員となったことから、必要に迫られ教習に通うことになりました。また新たなチャレンジが始まっています。
(撮影:吉野純治)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら