4度目の受験でも選択式問題を失敗 あなたにも出来る!社労士合格体験記(第84回)

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

遂に4度目の社労士試験

2008年8月24日、4度目となる第40回社労士試験を受験しました。会場はこれまで3度の青山学院大学から変わり、明治学院大学白金キャンパス。高校野球なら記念大会になる第40回という節目の年に、フレッシュな気分で臨めましたが、受験番号060900658の下3ケタは「老後は」でした。

前回の第39回社労士試験受験後、私の状況は一変していました。行政書士試験に4度目の挑戦で合格し、その後、行政書士法人に転職し、修行を開始したからです。新しい仕事と勉強の両立は難しく、必然的に社労士試験の準備に割ける時間は限られましたが、これまで4年間積み上げてきた知識と経験を生かして、ベストを尽くすしかありません。

勝負は時の運がありますから、いくら周到な準備をしてもうまくいかないときもありますし、多少不安な状況でもうまくいくときもあります。試験はとにかく受けなければ合格はありえないと、ある意味で開き直っていました。それに、この1年の自分の流れからすれば、今年はまさにチャンスの年、時の運が傾いてきているという前向きな実感もありました。

救済頼みで結果はお預け

社労士試験は4回目、行政書士と合わせれば8回目の受験ですから、よくも悪くも受験慣れしていることは事実です。自分の鉄則に従って、当日は早めに会場へ行き、道端で配っている各受験予備校のパンフレットと予想問題をすべて受け取ります。試験は最後の1点が勝負。予想問題が1問でも当たれば、ボーダーラインに残れるかもしれません。

次ページ選択式の鬼門
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事