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キャリア・教育 #二つの本業

「45歳の壁」を乗り越えた人だけが手にするもの 中高年を襲う「こころの定年」あなたは大丈夫?

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  • 楠木 新 人事コンサルタント
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この1つの解決法が、会社員の仕事と並行して、自分が楽しめる「第2の本業」を持つことだと私は主張しています。会社の仕事を続けながらであれば、「第2の本業」だけで生活費を賄う必要はありませんので、幅広く「第2の本業」を探すことができます。私の場合は、執筆を中心とする著述業だったのですが、仕事だけでなく、趣味やボランティアや学び直しに取り組むなど人によって多様です。

中学生ぐらいまでの経験が大事

さて、問題は「どうやって第2の本業を見つけるのか」ということですね。簡単に見つけて取り組める人もいますが、比較的多くの人がこの段階で悩んでいます。

ほかの人の成功事例を知って「自分もやってみよう」と取り組んでも、なかなかうまくいかないものです。自分に合った仕事とは限らないからです。結局、自分の中から抜き出して試行錯誤してみることが大切です。

新著『自分が喜ぶように、働けばいい。』の中では、第2の本業を見つけるヒントとして、3つの質問を用意しました。

第1の質問は、「大人になる途中でやり残したことは何?」です。

多くの人の話を聞いて、「どうも中学生ぐらいまでの経験が大事かな」という感覚がありました。子どもの頃に好きだったこと、関心があったこと、自分がしてもらってうれしかったこと、あるいはその当時のコンプレックスなどを考えてみてください。自らの生い立ちも含めて振り返ってみてもいいでしょう。

テレビで活躍している「さかなクン」は、子どもの頃からずっと好きだった魚のことを、大人になってもずっと追いかけていて、いつ見ても幸せそうな「いい顔」をしています。

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【これまでの経験や技術を活かせる場を探す】

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