「スマホ脳」に陥った日本人を変える3つの習慣 真面目で頑張る人ほど「ぼんやりタイム」が必要

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用意するものは座布団2枚です。まず、リラックスできる服装に着替えて、靴下を脱ぎ、時計やスマホなどは目に映りこまないどこかにしまってください。用意した座布団のうちの1枚を床に敷き、もう1枚の座布団は二つ折りにして、床に敷いた座布団の上に置きます。二つ折りにしたほうの座布団をお尻の下に敷いて座ります。

次に、2つ折りした座布団にお尻を乗せてあぐらをかきます。右足を上げて左足の大腿の上に置きます。このとき、右足のかかとが左大腿のつけ根のところまでくるように右足を左足の上に深くセットしましょう。

本格的な座禅をする際の坐り方では、足の裏は天井に向けますが、初めてする方にはかなり困難な体勢です。足裏を見せるのは片足だけにして組んでみましょう。

仏像のように手を組む

足を組み終えたら、続いて手の組み方を整えます。仏像でよく見られる「法界定印(ほっかいじょういん)」という形を作ってみましょう。右手の掌を上に向け、そこに左手の甲を乗せます。両手で楕円の輪を作ってください。その状態の手を維持したまま、組んだ足の上に乗せれば出来上がりです

『スマホ脳の処方箋』より

姿勢は背筋をまっすぐにして、あごを引いて首を伸ばしてください。目線は45度より下に落とした状態にします。座禅を組んだら、呼吸を整えます。 呼吸の基本は鼻呼吸です。ゆっくり時間をかけて鼻から息を吐き、吸うときは吐くときよりも短い時間で鼻から吸います。

鼻の前に1枚の薄いティッシュがある状態をイメージしてください。そのティッシュがほとんど揺れないくらい、ゆっくりと呼吸するのがコツです。なお座禅を行う場所は問いません。家だけでなく、自然を感じられる屋外でするのもよいですし、最近、流行しているサウナでするのもよいでしょう。

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