1日1分だけ!記憶力がよくなる「根拠のある方法」 MITの脳科学研究から開発されたメソッド

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「物忘れ」が社会問題になりつつある昨今……「写真を見るだけ」の科学的根拠のある記憶力回復法を紹介(写真:【IWJ】Image Works Japan/PIXTA)
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「人の名前が出てこない」「会話の中に『あれ』や『それ』が増えてきた」「いま何をしようとしたか忘れてしまう」……。『スマホ脳』がベストセラーになるなど、現代の情報氾濫による「物忘れ」の増加が社会問題になっています。
ところが、これまで世の中には「物忘れ」を根本から解決する記憶力回復法はなかなかなく、いつ来るかわからない認知症におびえて過ごすしかありませんでした。
そんな中、なんと96.4%の人が効果を実感したという科学的根拠のある記憶力回復法があると言います。『1日1分見るだけで記憶力がよくなるすごい写真』の著者であり記憶力インストラクターの吉野邦昭氏に聞きました。

MITの脳科学研究に基づき、96.4%が効果を実感

「年を取って、忘れっぽくなってきた……」

記憶力インストラクターとして活動する私にはこのような相談が多数寄せられます。

そして、そのような方々の多くは、何も努力をしていないわけではなく、脳トレをしたり、食事や運動、生活習慣を改善したりと、何かしら努力をされているのですが、うまくいかなかった方々です。

そんな「物忘れ」に悩み、解決しようといろいろ試したけどうまくいかなかった方々を救いたい──そのような思いで私は死に物狂いで調査を始めましたが、日本で「これだ!」というものは発見できませんでした。そこで、多数の「記憶」に関する海外論文と医学書を読みあさったのです。

そんな日々が続いたある日、ある論文に行き着きました。それが、認知研究の第一人者であるMIT(マサチューセッツ工科大学)のMary Crawford Potter名誉教授の研究でした。

このMITの論文をもとに私が開発したのが、チェック柄のようにメッシュ(分割の線)の入った「16分割写真」という記憶力回復法です。

「16分割写真」を使用する記憶力回復法(著書より抜粋)

やり方は簡単です。

分割された写真の1つひとつのコマを、指定された時間見て、次のコマに移っていくだけです。

この16分割写真、実際に1082人の人に実践をしてもらいました。すると何と96.4%の人が効果を実感したと回答したのです。

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