これ1つでiPhoneが「文書作成ツール」に マイクロソフトのモバイルキーボード

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このカバーを開いた状態でiPhoneをスタンドに立てかけると、膝の上でも安定する。これは、タブレットではできない。ノートパソコンのみで可能だったラップトップのスタイルだ。記者会見などの取材でテーブルがない席であっても、この組み合わせならメモを取ることができる。

満充電で6カ月の使用が可能

このキーボードで筆者が最も気に入っているポイントは、使い始めて2カ月弱たつが、まだ1度も充電していない点だ。

カタログによると満充電から使い始めておよそ6カ月間の電池寿命があるという。まだ使っている期間が2カ月に満たないため、電池切れの瞬間を経験できずにいる。

iPhone 6 Plusとセットで持ち運ぶとモバイル環境でのドキュメント作成がはかどる

電池をさほど気にしなくても良い点は、モバイルデバイスを持ち運ぶ上で大きなメリットと言える。使いたいのに電池がない、というもどかしさから、半年間も解放されると言うことだ。もっとも、電池切れになると困るので、そろそろ充電したくなってきており、電池切れの瞬間を体験することはないだろう。

本体の重さはおよそ365グラムとiPad miniよりも重たい。厚みはカバーをいれて12mm。カバーは取り外すことができ、キーボード本体と離してスタンドとしても利用できる。ただ、「Microsoft」と書かれた、ラバーの質感をした面は、机の上が汚れているとゴミが付きやすい。しかも取りにくいので注意したい。

オンタイムだけでなく、オフのメールやメッセージ、あるいは何か思いついたアイディアを書き留める時にも、筆ならぬ指が走るだろう。ファブレット1台でできることを拡げてくれるコンパクトで実用的なキーボードを、試してみてはいかがだろうか。

松村 太郎 ジャーナリスト

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まつむら たろう / Taro Matsumura

1980年生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。著書に『LinkedInスタートブック』(日経BP)、『スマートフォン新時代』(NTT出版)、監訳に『「ソーシャルラーニング」入門』(日経BP)など。

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