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親の4人に1人が「ベンチャー就職ダメ」という現実 就職「家族ブロック」を打破するための対処法

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ベンチャーへの就活に反対する親や家族は多い。どう説得すればよいか。

父親と相談する若い男性
家族間でコミュニケーションを取り、互いの考えを知ることが何よりも重要だ(写真:PIXTA)

特集「すごいベンチャー100 2022年版」の他の記事を読む

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親の26.8%がベンチャー就職に反対

「ベンチャーに就職なんてけしからん!」そう考える保護者が相当数いる。

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就職情報サイト「マイナビ」が新卒就活生の保護者を対象に実施した意識調査によると、子どもが設立間もないベンチャーへの就職を希望した際、反対するか賛成するかの問いに、26.8%が反対し、賛成は13.5%。「知名度の高い大企業」に反対する割合0.9%はもとより、「無名の中小企業」の反対割合14.7%をも大きく上回る。

起業間もないベンチャーは、経営が不安定で、仕事もハードワークになりがちというイメージがある。マイナビの高橋誠人編集長は、「ベンチャーは、変化や成長のスピードが速く、それに自分の子どもがついていけるか心配というのも反対する理由の1つ」という。子どもに苦労をさせたくないという思いから、安定的な大企業や公務員を望むというのが親の願いかもしれない。

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