ベンチャーへの就活に反対する親や家族は多い。どう説得すればよいか。
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9月12日発売の『週刊東洋経済』9月17日ー24日号では、「すごいベンチャー100 2022年最新版」を特集(アマゾンの購入ページはこちら)。注目のベンチャー100社(2022年最新版・全リストはこちら)の総力取材記事に加え、ベンチャー市場の最新トピックスも網羅。ここでは「ベンチャーへの就職」に関するあるデータを紹介する。
親の26.8%がベンチャー就職に反対
「ベンチャーに就職なんてけしからん!」そう考える保護者が相当数いる。
就職情報サイト「マイナビ」が新卒就活生の保護者を対象に実施した意識調査によると、子どもが設立間もないベンチャーへの就職を希望した際、反対するか賛成するかの問いに、26.8%が反対し、賛成は13.5%。「知名度の高い大企業」に反対する割合0.9%はもとより、「無名の中小企業」の反対割合14.7%をも大きく上回る。
起業間もないベンチャーは、経営が不安定で、仕事もハードワークになりがちというイメージがある。マイナビの高橋誠人編集長は、「ベンチャーは、変化や成長のスピードが速く、それに自分の子どもがついていけるか心配というのも反対する理由の1つ」という。子どもに苦労をさせたくないという思いから、安定的な大企業や公務員を望むというのが親の願いかもしれない。
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