これが「株式長者になった社長」トップ100人だ 上位3位に日本を代表する経営者がランクイン

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3位は日本電産の永守重信会長だ。4822億円を保有する。2021年6月に最高経営責任者(CEO)を後任に譲ったが、2022年4月に再び返り咲いた。直近の業績は好調だが「このままでハイさよならとは言えない」との発言も報じられた。9月2日は後任社長の辞任も発表され、永守氏にとって引き続き課題なのが次世代への継承だ。

4位はオープンハウスグループ社長

4位は2168億円を保有する、オープンハウスグループの荒井正昭社長。「東京に、家を持とう。」のキャッチコピーで30代をターゲットに訴求。都心部で狭小戸建て住宅を販売、コロナ禍も追い風に急成長している。

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5位は楽天グループの三木谷浩史会長兼社長だ。1705億円を保有。妻の晴子氏が個人として同社4位の大株主に登場している。

6位はサイバーエージェントの社長である藤田晋氏。保有額は1357億円。新商品・サービスのテスト販売に特化してクラウドファンディングを行うECサイト、マクアケの親会社だ。さらに、今年6月29日に新規上場しインターネット広告分野を担うマイクロアドの親会社でもある。

7位以降は、2000年以降に設立された企業が登場している。注目は、女性起業家の第一人者と言える、ディー・エヌ・エーの南場智子会長だ。日本初の女性日本プロ野球オーナー、日本経団連副会長も務め、スタートアップの支援に力を注いでいる。

ベンチャーの支援も次世代に受け継ぐことも容易ではない。とはいえ、孫氏の言葉を借りれば「金の卵があると信じながら育ててゆくことをしっかりやる」ことが必要だろう。

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