これが「株式長者になった社長」トップ100人だ 上位3位に日本を代表する経営者がランクイン

✎ 1〜 ✎ 329 ✎ 330 ✎ 331 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
『会社四季報』大株主調査をもとに株式の保有状況を調べました(写真:CORA/PIXTA)

保有株の価値が高い「株式長者」社長は誰か――。上場会社の役員代表者が持つ株式数と株価と掛け合わせて保有額を算出、高い順にランキングした。首位はソフトバンクグループの孫正義氏。2位にファーストリテイリングの柳井正氏が続いた。トップ100社を業種別にみると、情報・通信業が28社、サービス業が26社、小売業が10社となった。

東洋経済新報社が全上場会社を対象として行う『会社四季報』大株主調査をもとに、会社の代表権を持つ役員に絞って、株式の保有状況を調べた。個別銘柄の保有、複数企業の株を保有している場合は合算しない。資産管理会社などの別名義での保有分も除いた。

上位3位は日本を代表する経営者がランクイン

1位はソフトバンクグループの孫正義会長兼社長。2兆5580億円を保有し後続を引き離す。同社は通信会社ソフトバンクの親会社の持ち株会社で、同社のファンドはAIを中心とした世界中のユニコーン(評価額10億ドル以上の未上場企業)に投資をしている。

2位はファーストリテイリングの柳井正会長兼社長だ。1兆3881億円(26.7%)を保有する。代表権を持つ役員を条件に集計しているためランキングに登場しないが、同氏の長男で取締役の一海氏が3012.06億円(4.5%)、次男で取締役の康治氏が3011.72億円(4.5%)を保有している。柳井正氏の妻である照代氏が個人保有する1466.31億円(2.19%)を含めると、家族での保有分は約4割に迫る。

次ページ3位は次世代への継承が課題の会社
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事