大金をかけた駄作の心配一切なし
不朽の名作を破格の制作予算でドラマ化した「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」が9月2日からプライム・ビデオで独占配信開始されました。超グローバル企業のAmazonグループが社運を賭けて勝負した一大作品と言われ、冒頭から半端ない迫力です。これまでの映画シリーズが持つイメージどおり、冒険活劇をダイナミックな景観で映像化しつつ、人間臭い話として落とし込めるだけ落とし込んだストーリー展開からも作品化の思惑がたっぷり伝わってきます。
「ロード・オブ・ザ・リング」というタイトルは、そもそも知名度も人気度も抜群にあります。J. R. R.トールキンの原作を読み深めるファンも多いわけですが、たとえピーター・ジャクソン監督が手がけた3部作の映画シリーズを未見でもまったく支障はありません。
Amazon版「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」は映画シリーズよりも遥か数千年前を設定した前日譚ということもありますが、オリジナル脚本を加えて描かれていることが大きいです。全世界で2億人を超えるプライム会員向けに240の国と地域で同時独占配信する作品として、国や世代を超えて意識的に作られているのです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら