DJ KOOさん「若い人に歩み寄らなくてもいい」 バラエティー番組で「スイッチが入った」瞬間

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DJ KOOさんに、若手との付き合い方や、浮き沈みの激しい音楽業界で現役として活躍し続けている秘訣を伺いました(写真:エイベックス提供)
1993年に小室哲哉のプロデュースでデビューした男女5人のダンス&ボーカルグループ、TRF。ノリノリのダンストラックと激しいダンスの印象が強いが、メンバーは皆早くももうアラ還。DJ KOOさんも2021年に還暦を迎えたが、今なおDJとしてだけでなく、YouTubeチャンネルやTikTokでの配信、バラエティー番組出演などで新たな境地に挑み続けている。
あと10歳若くなる! DJ KOO流 心・体・脳の整え方』を上梓したDJ KOOさんに、若手との付き合い方や、浮き沈みの激しい音楽業界で現役として活躍し続けている秘訣について聞いた。

40、50代に元気で楽しく過ごしてもらいたい

――この本を書かれたきっかけは。

DJ KOO:TRFは2023年にデビュー30周年という大きな節目を迎えます。TRFがデビューした30年前、20歳だった方たちが今、50歳を迎えようとしています。まだ働き盛りの40〜50代に、元気で楽しく過ごしていただきたい。

僕は2017年、56歳のときに脳動脈瘤という大きな病気をしました。あのとき、もしかしたら命がなくなっていたかもしれない。2021年に無事に還暦を迎え、これまで経験してきたことや、「これよかったな」「あれは気をつけたい」ということを、これから年齢を重ねていく皆さんに共有できたら。いただいた命、みなさんのお役に立てればという思いから書くことにしました。

――40〜50代は部下や若い世代とのコミュニケーションに悩んでいる方も多いのですが、KOOさん自身、これまでに若い方とのコミュニケーションで悩まれたことはありましたか。

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