意外な盲点「根拠ある健康情報」も実は疑うべき訳 お茶のカテキン「血管の病気を防ぐ」は本当?

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情報の選び方の最後に、偏りの少ない健康情報を教えてくれる、おすすめのサイトをいくつかご紹介します。

<日本語のサイト>
e-ヘルスネット
厚生労働省による、生活習慣病予防のための健康情報サイト。生活習慣病に関する知識とともに、「栄養・食生活」「身体活動・運動」「休養・こころの健康」など幅広いトピックスについて、それぞれの分野の専門家が執筆した記事があります。
国立循環器病研究センター
「循環器病について知る」というページで循環器病の疾患、治療、食事などの情報を提供しています
国立国際医療研究センター「糖尿病情報センター」
糖尿病の診断、治療、薬など様々な情報が集約されています
「統合医療」情報発信サイト(eJIM)
厚生労働省「『統合医療』に係る情報発信等推進事業」にもとづいて作成されたサイト。はり治療やマッサージ療法、瞑想、気功、ヨガといった民間療法やサプリメントなどについて、それぞれの有効性や安全性をエビデンスにもとづいて教えてくれます
〈英語のサイト〉
Harvard Health Publishing(ハーバード・ヘルス・パブリッシング)
ハーバード大学医学部が運営している健康情報サイト。すべてのコンテンツを利用するには月額9.99ドルかかりますが(よくセールをしていて、私は月額4.99ドルで購読中)、情報は確実です
Mayo Clinic「Patient Care and Health Information」(メイヨークリニック「患者のケアと健康に関する情報」)
アメリカを代表する医療機関であるメイヨークリニックが、患者さん向けに公開している健康情報サイト。病名や症状、治療法、薬の名前などから情報を検索することができる
healthline(ヘルスライン)
アメリカの民間企業が運営している健康情報サイトですが、医師をはじめとした医療の専門家がエビデンスにもとづいて編集していて、各記事はどんな人が書いているのかも明確になっています。身近な健康情報が知りたいときにおすすめです
浅野 拓 聖路加国際病院・心血管センター 循環器内科医

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あさの たく / Taku Asano

日本内科学会専門医、日本循環器学会循環器専門医、日本循環器学会関東甲信越支部予防委員会委員。1979年生まれ。2006年3月浜松医科大学医学部卒業後、聖路加国際病院の初期臨床研修を開始。心血管センターにて主に冠動脈疾患や弁膜症の診療に従事し、これまで術者として500人以上のカテーテル治療に当たる。LancetやThe New England Journal of Medicineなどの主要医学雑誌をはじめとした70編以上の英語医学論文の作成に関わり、国際学会での講演や発表も精力的に行う。2020年アムステルダム大学(University of Amsterdam)にて博士号取得。

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