仲野太賀「縁や運に救われて人生を切り開いた」 「俳優道」を進む彼が実践する「とにかく動く」

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 「今回、ほんとに楽しみにしていて。草彅剛さんが絶品なんですよ。正しい表現か分かんないですけど、ギアが0か100か。そこに調節とかっていう概念がなくて。始まったら、もう兄貴でしかないというか。ほんとに躊躇なく役へ憑依されている。とにかく吸い込まれるように引き込まれていくというか」

草彅剛は、仲野太賀にとっても子どもの頃からテレビのど真ん中にいた大スターだった。主演をしている映画もドラマも何本も見ていて、大体のことを知ってるような気持ちになっていた。しかし、『拾われた男』で共演して、「なんでこんなに奥深いんだろう」という新たな発見もあり、俳優人生の希望にもなったという。

(撮影:長田慶)

「知った気でいましたが、こんなにも奥行きがあるんだって。それを考えてそうしてるっていうよりは、天性のものがあって。

こんなふうにお芝居ができるんだったら、とにかく芝居を続けたいと思えましたね。歳を重ねた草彅剛さんの姿がとても素敵で。

まだまだ、この人は輝き続けるんだろうなって、そんな姿を目の当たりにした感じです。とても勉強になりましたし、勇気づけられたというか、自分も下の世代の俳優にそう思ってもらえるよう頑張らないと、と思いました」

とにかく動く、もう行動すること

さまざまな人との縁、出会いによって、俳優としてのキャリアを切り拓いていく仲野太賀だが、“縁や運をつかむ”ために大切にしていることはあるのだろうか。

「とにかく動く。もう行動することですね。好きな人の作品や学びたい現場には必ず行きます。じっとしていても何かが始まるわけではないと思うので、やっぱりちゃんと触れて、体感すること。好奇心が強くて気づいたら現場に足を運んでいることが多いです。そうやって行動していくことで、縁は巡って回ってくるのかなという気がします」

『拾われた男』は、ウォルト・ディズニー・ジャパンとNHKエンタープライズの共同制作で世界配信されている。撮影で行ったアメリカでも、持ち前の行動力で新たなる希望とも巡り合ったという。

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