パートナーをイラつかせない会話のポイント6つ 命令や決めつけは×、主語を「私」にするのが○

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家事を協力してくれない夫にイライラ…。そんな問題を解決する対話の方法があります(写真:kouta/PIXTA)
「パートナーが家事を手伝ってくれない」「働き方やキャリアに口出しされる」「仕事と育児の両立がつらい」。こんな経験から「パートナーができたら、仕事と家庭、どちらかをあきらめなくてはいけない」と、考えてしまう人は少なくありません。
ですが、パートナーがいても、仕事と家庭を両立し、自分らしい人生を送ることはできます。そう語るのは、パートナーシップに関する社会課題を解決し、2人らしい生き方を支援する活動を行う、起業家のあつたゆかさんです。
あつたさんは「パートナーと家庭の共同経営者になり、フラットな関係で家庭の運営方針について相談する。そんな対話によって、2人は協力しあえる最高のチームになれます」と言います。あつたさん初の著書『仕事も家庭もうまくいく! 共働きのすごい対話術』から、そのヒントを紹介します(全3回、今回は2回目、1回目はこちらです)。

「どうして毎日、こんなに遅く帰ってくるの?私も仕事で忙しいのに、なんで料理しなきゃいけないわけ?あなたもちょっとは手伝いなさいよ!」

「そんなこと言ったって、ふつうは女性が家事をするものだろ」

「なんでそうやって古い考えを押し付けてくるの?ふつうは男性ももっと手伝うべきでしょ!」

「残業で疲れてるのにうるさいなあ。いまは勘弁してよ……」

「いつもそう言ってばっかり!来週からは料理はあなたがやってね!」

家事に協力してくれない夫に、妻はかなりイライラしてしまっている様子です。それを受けて、夫も口調がかなり強くなってしまい、このまま話し合いを続けるのは難しそうです。

すれ違う夫婦に足りない6つのポイント

こういった会話は、ふだんは関係が良好な夫婦やカップルでも決して珍しくありません。「似たケンカをしたことがある」という方もいるかもしれませんね。

「なんでこんなに理解してくれないんだろう」「自分が我慢するか、相手の要求をのむしかないのかな」と思ってしまう人は多いのではないでしょうか。でもそれは、対話のポイントを押さえることができていないだけかもしれません。実は建設的な対話をするには、押さえるべきポイントがあるのです。

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