「愛されないのが辛い人」に教えたい切り替え方 困ったときの対処法は全部猫が教えてくれる

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もし心当たりがあったとしても、悪口を言いたい人には言わせておけばいいんです。本来なら不満があるなら、ちゃんと話し合いで解決するべきなんです。悪口は一方的に相手の印象を下げるための行動です。でも、悪口って実際は言われた人よりそれを言った人のほうに悪い印象が残るものです。だって、「人の悪口を言える人」は別の場所では自分の悪口を言っているかもしれませんから。

相手をよく思うか悪く思うかって人の都合です。そのうえで、この世に絶対悪口を言われない人はいません。例えばものすごい非の打ち所のない聖人がいたとしても、嫉妬で悪口を言われたりします。悪口を言われない人はこの世に1人もいないと思うと、少し気が楽になりませんか? 悪口は「ニャー」みたいなものだと思って流してしまいましょう。

愛してもらえない

(漫画:筆者作成)

愛した分だけ愛してもらえたら本当に幸せだと思います。でも現実ではそうならないこともあるし、愛というのは数字で測れるものではないので、自分が愛したのと同じくらい自分も愛されているかを確かめることはできません。相手の対応を見て感覚で判断するしかないので、なかなか自信を持てない人もいると思います。

猫を5匹飼っていた頃、同じように育てて平等に愛情を注いだつもりだったけど、すごくなついてくれる子もいれば、触られるのもちょっと苦手という子もいて、はじめの頃は「なんでかなぁ⋯…」と寂しく感じました。でも、そういう子も猫同士では仲良く幸せそうに過ごしていて、愛した分だけ愛されるとは限らないけど、この子が幸せなら自分が愛される役じゃなくてもいいかなって思いました。

人間の場合もそうですが、好きな人の幸せそうな姿を見るのはうれしいものです。

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