「悪事は自分に返る」チコちゃんと学ぶ、古き知恵 「自分で考える子」を育てるブッダの言葉4選
悪いことをしたら胸が痛むうちに反省を
悪い行いを重ねていると、どうなるんだろう?
人は「自分は悪い子だ。自分は悪人だ」という考えに、そう長い間はたえられない。だから身勝手な言い訳を考え始める。「仕方なかったんだ」「自分が悪いんじゃない。相手が悪いんだ」というふうに。
また、よい行いをする友だちといるのがつらくなってくる。「そんなことしちゃだめだよ!」なんて言われるからだ。悪いことをする子と仲よくなり、悪い行いに慣れ、だんだん胸も痛まなくなってくる。
こうなると正しい道に戻るのは一苦労だ。悪いことをしたら、胸が痛むうちに反省をし、正しい道に戻ってこよう! それは誰のためでもない。自分の人生を台無しにしないために大切なことなんだ。
いい方法も、実際やらないと何も起こらない
ある子が「このままじゃまずい! 成績を上げなくちゃ!」と思って、勉強がよくできる子に、どんな勉強をしているか聞いたよ。
「毎日、教科書を音読しているよ」と言われて、その子は首をかしげる。音読なんかで、本当に成績が上がるかなぁ…?
ほかの子たちからも「早起きして勉強しているよ」とか「一学年下の教科書を復習したよ」とか、効果のありそうな勉強法を教えてもらうけれど、「早起きはムリ」「一学年下の教科書なんて…」と、いろいろな理由をつけて、その子は教えてもらった方法を試す気になれない。
どうかな、この子は成績を上げられそうかな? いい方法をいくら集めても、実際にしてみないと何も起こらないって、わかるよね。
前回:「人間関係の悩みを軽く」チコちゃんと学ぶ古典(7月15日配信)
前々回:「自分の心を守る」チコちゃんと学ぶブッダの教え(7月8日配信)
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