「40代の8割が歯周病」から逃れたい人の金科玉条 口内環境の悪化は、3大死因や認知症に関与

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以下に、定期受診に通う際、どんな歯科なら信頼できるか、そのポイントを記します。ぜひ参考にしてください。

① ホームページが充実している

今の時代、患者さんへの丁寧な説明は必須です。そのためには、ホームページで、自身が経営する歯科クリニックの理念・取り組みを情報発信することは、患者さんへの最低限の義務だと思います。ホームページがない、あっても丁寧な情報発信をしていない歯科クリニックは論外です。

② 歯科衛生士さんがいる

歯科衛生士さんは、メンテナンスに力を入れている歯科クリニックに集まります。平成28年の調査によると、約10万人程度の歯科衛生士さんがクリニックで働いていると言われています。

クリニックの数は全国で7万軒程度。つまり、クリニック1軒当たりの歯科衛生士さんの数は平均1.5人程度です。しかし、これはあくまで平均値。腕のよい歯科衛生士さんほど、自分を積極的に登用してくれてメンテナンスに力を入れている歯科クリニックに集まります。

ちなみに、歯科衛生士さんがいない歯科クリニックは問題外。「歯が痛くなったら治療する」という昔のスタイルを通しているレベルの歯科クリニックには、そもそも歯科衛生士さんは不要ですからいないのです。

メンテナンスには経営的基盤が不可欠

③歯科用チェアユニットの数が多い

できれば歯科クリニックの歯科用チェアユニット数は、5台以上あると安心です。実は歯科クリニックの歯科用チェアユニット数の平均は3台。しかし、3台ではどうしても治療が中心になってしまい、メンテナンスが十分に行えません。

近年、メンテナンスに力を入れる優秀な全国の歯科医院を中心に、歯科衛生士さんが活躍するようになり、歯科用チェアユニットを10台以上備えるような歯科クリニックも登場してきています。

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