「なるほど」「確かに」はダメ?相槌の打ち方のコツ 会話を深めたいなら「5W1H質問法」を用いよう

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予知能力や透視能力、テレパシーなどを持ち合わせているなら話は別ですが、私が知りえること、考えうることなどたかが知れています。そう思うと、とても断言はできないのです。

そして、おそらく多くの人は、物事を決めつける人より、そうでない人を話しやすいと感じるのではないかと思います。

「絶対~したほうがいい」は絶対にダメ

たとえば、今の仕事や職場、あるいはパートナーが自分に合わない……と悩みながら、「転職したところで、次の仕事が自分に合っているかどうかわからない」「会社を辞めて、食べていけるかどうか不安」「この人と別れたら、もう新たな恋ができないのではないだろうか」「この人にも、いいところはあるし」といった迷いを抱いているとき、相談した相手から「絶対に会社を辞めたほうがいい」「絶対に辞めないほうがいい」「絶対に別れたほうがいい」「絶対に別れないほうがいい」などと言われたら、どうでしょう。

たまたま自分の選択と同じものであれば元気づけられ、背中を押されるかもしれません。でも、たいていは、「どうしてそう言いきれるのか」と反発したくなるのではないでしょうか。断定的な物言いをする人に対し、「圧が強い」「上から目線で偉そう」と感じることもあるでしょう。

逆に、「いろいろな可能性や選択肢、考え方がある」という前提で話を聞き、考え、その人なりの意見を言ってくれる人には、「なんでも受け入れてくれそう」という印象を抱きやすいのではないかと思います。

なお、正解のない事柄に関して、迷うことなく「絶対に~だ」「絶対に~したほうがいい」と言いきってしまえる人は、実際には「絶対」ではないことをわかったうえで、相手をそちらの方向に誘導しようとしている可能性もあるので、注意しましょう。

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アルファポリスビジネス編集部

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