
(写真:けいわい / PIXTA)
大阪公立大学の人気が高まり、関西圏の大学に「新序列」が生まれつつある。本特集では注目校の変革の動きや受験生の意識の変化を追った。
関西圏の大学(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県、三重県の大学が対象)をランキングデータから多面的に見ていく。
まず財務面を見ていこう。取り上げる指標は「経常収支差額比率」だ。同比率は経常収入(教育活動収入+教育活動外収入)に占める経常収支差額(経常収入−経常支出)の割合で、経常的な収支バランスを示す。施設の建設・更新費用の確保を考えると10%以上が理想とされている。なお、数字は学校法人ベースのものだ。
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