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私立大が国立大の学費値上げを望む「深刻格差」 4割赤字で「財政支援や競争環境の議論」不可避に

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今こそ国のリーダーシップで私立大の再編・統合を本気で進めるとき。

日本最多の学生数を誇る日本大学にも今後少子化の影響が及ぶ(写真:Mugimaki/PIXTA)

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定員割れの私立大学が増加している。

日本私立学校振興・共済事業団によると、入学者数が入学定員数より少なかった4年制の私立大は354校で、全体の59.2%に達した(2024年度)。定員割れ大学の比率は過去最高だ。

 

ただ、入学定員50.3万人に対する入学者数は49.4万人で入学定員充足率は98.2%。定員割れが増える一方で、定員を超える大学も存在し、二極化が進んでいる。

とくに東北、中国、四国で入学定員充足率が低下

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