
足立康史氏(写真)から馬場伸幸代表に渡った面談メモ(写真:編集部撮影)
大阪・関西万博が開幕する。2030年にはIR(統合型リゾート)が開業。都市再開発も盛り上がりを見せている。55年前の大阪万博をピークに産業基盤が細ってきた関西経済は、かつての勢いを取り戻せるのか。本特集では関西経済界の最前線に迫った。
2度、3度と引き上げられた万博会場の建設工事費。主たる原因は資材高騰や人手不足だが、これも1つの要因なのではないかと目されてきたのが大阪の生コンクリート価格だ。
大阪の生コン価格は10年で倍に
建設物価調査会によると、大阪の生コン価格は2015年に1立方メートル当たり1万1800円だったところ、今年1月には2万4500円にまで上昇した。東京17区や全国平均を凌駕する。
生コン価格について国会で質問をしたのが、当時日本維新の会の衆議院議員だった足立康史氏だ。22年11月9日の経済産業委員会で足立氏は「大阪の生コン価格が異常な上がり方をしている」と指摘。政府も「5年平均で約19%上昇している」と急騰を認めた。

価格上昇はインフレによる要因だけか。足立氏が名を挙げたのが大阪広域生コンクリート協同組合(以下、広域協)という組織だ。1995年に設立された、生コン製造企業の業界団体である。
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