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本命は「トヨタ自動車」だった!台湾・鴻海の自動車戦略23年史、テスラ・アップルを経て三菱・日産・ホンダに急接近する本当の理由

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台湾・鴻海精密工業は、自動車ビジネス参入に挑戦し続けてきた。創業者テリー・ゴウ氏とイーロン・マスク氏との出会い、アップルのEV参入断念、シャープ買収、そして2代目のヤング・リウCEOの時代からは新フェーズへ。鴻海が自動車へ参入するのは“宿命”だった。

鴻海の2代目トップ、ヤング・リウCEOは怒濤の勢いでEV戦略を進めた。背後の車はグループ傘下のフォックストロン製(写真:Foxtron)

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エレクトロニクスの巨人で台湾・鴻海精密工業が日本の自動車大手に急接近している。経営難の日産自動車に対する関心を経営トップが公言したのに続き、三菱自動車とも生産面で協業することが判明した。

本特集の2回目(1回目はこちら)では、知られざる「鴻海の自動車戦略全史」を詳らかにしていく。鴻海はエレクトロニクス産業ではガリバーながら、自動車業界ではごく近年までほとんど注目されてこなかった。それゆえ昨年から日本の自動車大手に急接近し始めても、鴻海はパートナーなのか、はたまたライバルになるのか、業界関係者は一向に見当がつかないわけだ。

実のところ鴻海の自動車ビジネスへの挑戦は、20年以上もの長きに及ぶ。そしてその挑戦は鴻海の“宿命”と表裏一体だ。

自動車ビジネスに参入した切実理由

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