「晴れでも部屋干し派」意外と多いその背景事情 梅雨の今知りたい「室内干し」効率よくする策
洗濯物は干した後、取り込んでからたたんだりアイロンをかけたりして収納するが、すぐにできない場合に一時的に保管したりする。そうした一連の行為をどこでやっているかというと、これもやっぱり「リビング」なのだ。調査結果を見ると、「アイロンがけを行う場所」も「洗濯物をたたむ場所」も「取り込んだ洗濯物の保管場所」も、リビングがTOPに挙がっている。
リビングで干すとその後の作業効率がいいということも、リビングが選ばれる理由になっているのだろう。
洗濯物の室内干しを効率よくするには?
屋内にサンルームやドライルームがあればよいが、日本の住宅ではなかなかそうした空間を設けることが難しい。では、効率よく室内干しをするには、どんな方法があるのだろう?
乾燥方法の選択肢でもあった、除湿機や浴室乾燥機などの機器を使うのがよいだろう。エアコンの除湿機能を使う場合は、扇風機やサーキュレーターなどを使って、洗濯物にまんべんなく風が当たるようにすると乾きが早いと言われている。
住宅設備メーカーのコロナでは、「除湿機を上手に使うポイント」を次のように紹介している。
なるべく小さい部屋で、戸や窓を閉めきって運転する。
厚手の衣類は風がよく当たる除湿機の真上に干す。
(洗濯物が落下して吹き出し口を塞ぐことのないように注意)
洗濯物が乾いたらすぐに取り込む。梅雨時などで干したままにしていると、また湿気を吸収してしまう。
また、リンナイでは、「浴室暖房乾燥機 上手な衣類乾燥のポイント」を次のように紹介している。
□洗濯物の間を温風が通り抜けやすいよう10~15cmの間隔をあける。
一度にたくさん干さない。洗濯物の間隔がせまいと風が当たらず、十分に乾かない場合がある。
目安は、ランドリーパイプ1本につきハンガー7~10 本。
衣類の量が多い時はハンガーの間隔をせばめ、全体に風が当たるようにする。
梅雨時であっても、洗濯する物は毎日出てくる。雨の恵みに感謝しつつ、洗濯物を効率よく干す方法を工夫して、この時期の困りごとに対処するようにしたいものだ。
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