「マイファミリー」過去の誘拐ドラマと圧倒的な差 俳優でありジャニーズアイドル二宮和也の真価

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最終回放送を前に盛り上がりを見せているドラマの魅力とは(画像:TBSドラマ『マイファミリー』公式HPより)

最終回の放送を前に、『マイファミリー』(TBSテレビ系)が視聴者の注目を集めている。真犯人や黒幕は誰か?がやはり大きな興味の的だが、ここでは少し角度を変えて主演の二宮和也にスポットを当ててみたい。ジャニーズアイドルとして、そして俳優として活躍する彼の魅力、今回のドラマでの演技の見どころを改めて探ってみたい。

家族・仲間の絆を描く誘拐ドラマ『マイファミリー』

『マイファミリー』は、一風変わった誘拐ドラマだ。身代金目的の誘拐事件を扱ったドラマや映画はこれまでにもたくさんあった。そしてそうした場合、犯人と警察の駆け引き、息詰まる攻防がストーリーの中心になるのが普通だ。

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ところが、『マイファミリー』は、そうではない。中心になるのは、二宮和也演じる鳴沢温人ら被害者家族と犯人の駆け引き、やり取りだ。当然、犯人逮捕のため警察もそこに割って入ろうとするが、しばしばカヤの外に置かれてしまう。

なぜそうなるのか? そこにはひとつ、今回のドラマは家族や仲間の絆を描くことがメインのテーマだからということがあるだろう。

今回の二宮和也の役どころは、ゲーム開発会社「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCEO(最高経営責任者)で、メディアにも取り上げられる時代の寵児。だが多忙を理由に家庭や子育てのことは多部未華子演じる妻の未知留に任せきりで、夫婦間の関係も冷めている。いわゆる仮面夫婦だ。

そこに娘・友果の誘拐事件が起こる。そして娘が小学1年のときの遠足の行き先を答えられず犯人との交渉に失敗。苦境に立たされるが、そこから夫婦で事件解決のため協力するようになり、もう一度娘を含めた家族の絆を確かめ合う。

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