統計を活用して新商品の価格を決定する
あなたは新商品飲料の開発担当者だとしよう。新商品の飲料自体は決まったものの、希望小売価格をいくらに設定するのが適切なのだろうか。
消費者の反応を調べるために、価格を複数パターン提示して、その商品の購入意向を聴取するアンケートを行った。ここでは、表1のような結果を得られたとする。
●表1
| パターン | 価格(円) | 購入意向率(%) |
| A | 100 | 26 |
| B | 110 | 20 |
| C | 120 | 19 |
| D | 130 | 15 |
| E | 140 | 14 |
| F | 150 | 9 |
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さて、データを取得したものの、価格の変化は購入意向率に、どの程度影響を与えていると解釈するのが適切だろうか。この例に限らず、データのありふれた現代では、その解釈について悩む場面は多いと思われる。
そのようなときに役立つ、客観的にデータを解釈する方法の1つに、回帰分析がある。


















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