ジムは大きく4種類「自分に合った施設の選び方」 事前見学で確認したい5つのチェックポイント

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

メリットはコスパの面だけではありません。

本来、総合型施設は老若男女が幅広くさまざまなトレーニングを行える場所ですが、トレーニングをガッツリとやりたい人は少数派だといえます。気分転換や会話を目的に通っている人も少なくないため、自分のトレーニングに集中しにくい場面もあるでしょう。

一方、ジム特化型施設を利用すれば、周囲の利用者も同じ目的で同じようにしっかりトレーニングをしているので、自分のモチベーションも上がりますし、ムダに話しかけられるなどして集中を妨げられることも、まずありません。また、ジム特化型は24時間利用できる施設が多く、仕事がシフト制で不規則な人、夜型の仕事をしている人、仕事前に朝活したい人にとっても便利です。

「楽しんで運動」はスタジオ特化型を

楽しみながら運動をしたい人、ジムの単調な運動に飽きてしまった人には、スタジオ特化型施設をおすすめします。

スタジオの運動はヨガにしてもダンス系プログラムにしても、競い合う要素こそないものの課題をクリアする達成感があって、スポーツのようにそれ自体が手段であると同時に目的にもなるからです。

スタジオプログラムは習いごとの場であり、「先生と生徒たち」という構造が生まれることもほかの施設との違いであり、魅力です。

特にスタジオ特化型はこれが顕著で、「場」はインストラクターという先生によってコントロールされており、少なくともその場においてはマナーの悪い利用者はいません。目の届きにくいロッカーやシャワールーム、パウダールームにおいても総合型やジム特化型よりもコントロールされています。

スタジオ特化型でもヨガ、格闘技系、グループサイクリングなど、各施設でプログラムに特徴がありますので、総合型施設のプログラムを一通り体験をしてみて、自分がより興味があるものを選ぶとよいでしょう。

ホームページやSNSである程度の情報を得ることはできますが、内覧なしに住まいを選ばないように、ジム選びでも実際の見学は必須です。

ただし、漫然と見学しても意味がありません。

見学する際は、実際に通うであろう曜日と時間帯に行くのがマストです。同じ時間帯でもスタジオプログラムの編成や休館日の設定などの影響で、曜日によって混み具合が異なるからです。人気のプログラムがある時間帯、休館日の前日は混む傾向があります。

次ページ施設の事前見学のポイント
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事