60歳からでも月30万!「お金になる」資格TOP10 人生100年、人生経験を生かして稼ぐコツ
日本初の心理職の国家資格として2017年に新設。心の問題を抱えている人にカウンセリングを行って心理状態を分析し、問題を解決できるようアドバイスや指導を行う。資格を取得するには大学・大学院を卒業する必要があるため難易度は高いが、心の問題を抱える人が増加しているいま、企業や学校など、活躍の場は広く期待できる。
「コロナ禍でメンタル不調を抱える人が増え、カウンセラーの仕事の需要は高まっていると感じています。公認心理師の資格を持っていることで仕事の依頼があったり、カウンセリング相手が安心して話してくれたりします」(南さん)
旅行会社が企画するツアーや団体旅行に同行し、旅程が予定どおり進むようスケジュールを管理する。交通機関への誘導、観光地の案内、ケガや盗難といった急なトラブルの対処と、幅広い業務を柔軟にこなせる人間力が求められる。
「コロナが落ち着くと、旅行者が一気に増えると予想されるので、先を見越して取得しておくのはアリだと思います。特にシニア向けツアーで、高齢者のペースに合わせて時間配分をしたり、トイレ休憩の回数を増やしたりと、参加者のニーズを考慮したこまやかな気配りができる人材は重宝されると思います」(高村さん)
運動も資格につながる
ヨガやストレッチなど、運動に関わる指導を行う。企業や団体が実施するインストラクター養成講座を修了することで資格を取得できる。スポーツジムへの就職、スタジオを開業するなど、努力次第でさまざまな稼ぎ方ができる。
「高齢者向けのヨガやストレッチを導入している高齢者施設も増えています。60歳以上の人は高齢者の身体の状態をよく理解して指導できるのでは」(高村さん)
「開業したサロンではコロナ禍の現在は対面レッスンだけでなく、Zoomなどを活用してオンラインでも行っています」(松下さん)