日本の経営は「志本主義」の時代に対応できるか 顧客、人財、金融の3市場の要請に対応すべき

✎ 1〜 ✎ 14 ✎ 15 ✎ 16 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「日本企業やそこで働くビジネスパーソン、起業家にヒントを与えてくれる」という3冊を紹介。

特集「先を知るための「読書案内」」の他の記事を読む

今、世界中で「パーパス経営」が注目されている。パーパスは「存在意義」と訳されることが多いが、私は「志」と読み替えてきた。資本主義に代わる「志本主義」の時代には、すべての企業がパーパスを問われることになる。

ポイントとなるのが、顧客市場、人財市場、金融市場という3つの市場だ。まず、顧客の意識はもはや「自分さえよければいい」というものではなくなった。環境や社会への配慮は、「やって当然」の規定演技。応援される企業になるには、「自由演技」としての独自のパーパスの追求が必要になる。

関連記事
トピックボードAD