レヴォーグなど出荷停止、困惑するスバル販売店 詳しい説明はないまま、反転攻勢にも影響

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スバルはエンジン部品の不具合により、国内主力車種の出荷停止に追い込まれている。販売店への詳しい説明はなく不信感が広がっている。

半導体不足による出荷遅延に加えエンジン不具合にも悩まされるスバル。顧客からの信頼は保てるか(写真:風間仁一郎)

「会社からは出荷停止した以外の詳しい説明がない。お客さんからの『リコールなのか』との問い合わせやクレームが来ているのに答えようがない」

首都圏のあるスバルの販売店店長は、顧客への対応に頭を抱える。

該当は国内主力の3車種

スバルが生産する水平対向エンジン「CB18」のセンサー部品に不具合が見つかり、4月上旬からこのエンジンを搭載した車種の出荷が止まっていることがわかった。該当車種は日本国内向けの「フォレスター」、「レヴォーグ」、「レガシィ アウトバック」の3車種。問題を解消し、出荷再開までは約2カ月半かかる見込みだ。

いずれもスバルにとっては主力車種で、国内販売に影響が出ることは必至だ。

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