『13歳からの地政学』の著者である田中孝幸氏が、親から子に薦めたい3冊を紹介する。
10代の子どもを持つ多くの親なら同意してもらえると思うが、彼らはとても忙しい。
受験勉強に部活や恋愛、スマホにかかりきりで、意識的に本に向かう習慣を持っている人はまれだ。そして、彼らには権威も通用しない。著者がどんなに立派な肩書を持っていても、面白くなければ手に取らないという正直さがある。
知識の詰め込みに疲れた彼らに、いま流行の地政学に関連してどんな本をお薦めできるだろうか。
ドイツの哲学者の著書『読書について』
私は①誰もが一気読みできるような読みやすさ、②本質的な問題を扱っている、③知識を得たり、考えたりする意欲をかき立てる、の3条件を満たす必要があると考える。
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