「設計図」が完成したら、それをもとに形を整え、陰影をつけていきます。
テディベアの「設計図」をもとに、丸みをつけたり、線をつなげたりして、一体感のある形をつくっていきます。
手の「円」と胴体を自然な曲線でつないで腕を描き、足をやや外側に傾けてから、ひと回り小さな円で内側の白い部分を、「半円」で太ももを描き加えます。余分な線を消し、目を描き入れると、かなりテディベアらしくなりましたね。
「上手な絵」に一気に近づく「陰影」
そこまでできたら、次は「陰影」をつけます。
多くの物体には、「厚み」や「丸み」「奥行き」などがあります。「上手だな」と思う絵には、まるで本物のような「立体感」や「奥行き感」があるものですが、それらを表現するために欠かせないのが「陰影」です。
どこに光が当たっているか、光の方向を確認して、光源とは反対側になる部分に陰影をつけます。光源とは、太陽や電気の明かりなどの光のもとになるもののことです。
パーツがオーバーラップしているところにも、しっかりと陰影をつけることで、ふんわりしたテディベアの輪郭が際立ってきます。陰影をつけるポイントは次のとおりです。
・耳と頭の間
・鼻の下
・頭と胴体の間
・足のつけ根と胴体が重なるところ
・左のももと足の間
・足のまわり
・(絵の中の)地面と足、胴体が接するところ
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