親子で絵が即上達!「テディベア」は最高の素材だ 「誰でも30分で上手に描ける」4ステップとは?

✎ 1〜 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 12 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「設計図」が完成したら、それをもとに形を整え、陰影をつけていきます。

【ステップ②】形を整える/制限時間10分

テディベアの「設計図」をもとに、丸みをつけたり、線をつなげたりして、一体感のある形をつくっていきます。

手の「円」と胴体を自然な曲線でつないで腕を描き、足をやや外側に傾けてから、ひと回り小さな円で内側の白い部分を、「半円」で太ももを描き加えます。余分な線を消し、目を描き入れると、かなりテディベアらしくなりましたね。

テディベアの「設計図」をもとに、線をつなぎ、余分な線を消して、形を整えた絵(出所:『誰でも30分で絵が描けるようになる本』)

「上手な絵」に一気に近づく「陰影」

【ステップ③】「陰影」をつける/制限時間10分

そこまでできたら、次は「陰影」をつけます。

多くの物体には、「厚み」や「丸み」「奥行き」などがあります。「上手だな」と思う絵には、まるで本物のような「立体感」や「奥行き感」があるものですが、それらを表現するために欠かせないのが「陰影」です。

どこに光が当たっているか、光の方向を確認して、光源とは反対側になる部分に陰影をつけます。光源とは、太陽や電気の明かりなどの光のもとになるもののことです。

パーツがオーバーラップしているところにも、しっかりと陰影をつけることで、ふんわりしたテディベアの輪郭が際立ってきます。陰影をつけるポイントは次のとおりです。

【陰影をつけるポイント】
・耳と頭の間
・鼻の下
・頭と胴体の間
・足のつけ根と胴体が重なるところ
・左のももと足の間
・足のまわり
・(絵の中の)地面と足、胴体が接するところ
テディベアの左上に光源があることを意識し、光源とは反対側の暗く見える部分に陰影をつけた絵。鼻の下の陰影は仕上げの段階でつける(出所:『誰でも30分で絵が描けるようになる本』)
次ページ「ふわふわの毛並み」はどう描く?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事