マスク下のくっきり「ほうれい線」すぐできる対策 「40代」になって目立ってくるのは一体なぜか
マスクを外すと「ほうれい線」がくっきり! 年々深くなっていく「ほうれい線」には「骨」の老化も関係しているって知っていますか? スキンケアに加えインナーケアの大切さを訴える皮膚科医の山崎まいこ先生に、その理由を聞きました。
40代になって「ほうれい線」が目立ってくるのはなぜ!?
「年齢を重ねるごとに物理的に顔がたるんでくるため、ほうれい線が目立ってきます。たるみの原因は肌だけではありません。顔の土台である骨が萎縮し、筋肉や脂肪が萎縮し……全体的にボリュームダウンしてくるのが40代から。顔の脂肪はブロックごとに固まっています。
若いころは、そのブロックをつなぐ靭帯もしっかりしていますが、年齢が上がると靭帯も緩み出すため、どんどんたるんでしまうんですね。特に目立つのが、ほうれい線や目の下。そして“ゴルゴライン”とも呼ばれる、目頭の下から頬の中央方向へ斜めに入るライン(ミッドチークライン)です」(山崎先生)
1)スキンケアを見直す
「肌の修復機能が低下しているため、昔のままのケアでは肌が追いつかなくなっています。ですから、30代前半からスキンケアを見直していない方は、エイジング効果の高いものや、修復や再生力があるようなアグレッシブなアイテムを取り入れてみてください」(山崎先生)
2)紫外線対策をしっかりと
「紫外線による光老化を食い止めるために、紫外線対策は絶対! シミだけでなくシワやほうれい線にも紫外線は天敵です」(山崎先生)