マスク常用「目もとの衰え」気になる人の対抗策 表情筋使わず、印象変える「たるみ」が生まれる
密接に関わりあう、繊細な表情筋たちのさけび
2020年12月27日配信の『マスク下で進む「顔面のたるみ」に対抗するコツ』をお読みになったという女性が、駆け込むように来院されました。50代の会社員のその女性は、オンライン会議中、モニターに映る自分の目元のたるみが気になり始めたそうです。在宅勤務のためマスク着用は不要でありながらも、人との会話が激減したことが原因だったのでしょう。そのうちに、家族からも指摘されるようになり、これまでにない顔面の変化に、美容外科を訪れることを本気で考えていました。
新型コロナウイルスとの長期にわたる攻防。ワクチン接種が始まっても、見えない敵との戦いにおいて、マスクは当分必須でしょう。デザイン性に優れたマスクもよりどりみどりで、ファッションのようにマスクを楽しんでいる私たちですが、マスクの下に「隠れている」状況下、表情筋たちの機能は半減し、顔面土砂崩れを起こしています。
人との会話が減り、口まわりの筋力が衰えることの影響は口元だけにとどまりません。表情筋は非常に繊細な筋肉。引きずり落ちた口まわりは、重力により顔全体を崩落させます。
マスク顔において印象をつくる唯一のパーツである「目もと」も「下がって」しまうのです。
なんて怖ろしい!
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