マスク常用「目もとの衰え」気になる人の対抗策 表情筋使わず、印象変える「たるみ」が生まれる
視力低下や老眼の発症に伴って起こるのが、眼球の向きを変えるのに使われる外眼筋の血流不足と機能低下です。目の血行が悪くなると、目の周囲も血行不良が起き、筋肉が衰え、目の下のくぼみやくま、たるみの原因となります。
さらには、瞼を上げる筋肉である眼瞼挙筋(がんけんきょきん)も衰えると、目が開けづらくなり(眼瞼下垂といいます)、目がどんどん小さくなります。
小さくなった目を頑張って開けようとすることで、額にシワが発生します。あの、いや~な額の横ジワが誕生してしまうのです。
「アイライン引いた?」と言われるように
そこでご紹介するのが、「ねっとりネコまぶた」エクササイズ。目の周りとほおの筋肉両方に働きかけます。
(外部配信先では写真や図を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)
注意点は「目の閉じ方」。ぎゅーっと目をきつく閉じるのは、目尻のシワを生むので厳禁。下まぶたで上まぶたを押し上げるイメージで、両まぶたを静かに押し付け合います。
このエクササイズを最初から効果的にできる方はじつは少数ですが、繰り返し行うことで、少しずつできるようになります。「ねっとりネコまぶた」を続けた女性からは「目尻がくっきりしたのを感じていたら、引いていないのに『アイライン引いた?』と言われた」といううれしい感想も。
小さく繊細な表情筋は、基本的には器具を使わず自重で行うことが大前提。「顔面整頓」により、すっきりした表情で春を迎えたいものですね。
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