常時スマホ時代に「頭に記憶すべきもの」は何か スマホだけでは成り立たない「記憶術」とは?
「ノマドワーキング」「キュレーション」などの言葉を広めたことでも知られ、2006年には国内の著名なブロガーを選出する「アルファブロガー・アワード」も受賞している。
その佐々木氏が、この度、『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』を上梓した。
「ネット記事」「SNS」「書籍」などから、「読むべき」記事をいかに収集し、情報を整理し、発信していくか、自身が日々実践している「新しい時代の読み方」の全ノウハウを初めて公開した1冊で、発売後たちまち4万部を超えるベストセラーになっている。
その佐々木氏が、「常時スマホ時代に『頭に記憶すべきもの』は何か」について解説する。
「スマホ」はわたしたちの「第二の脳」になりつつある
いまの世の中、「スマホ」なしでは生活が成り立たないくらい「スマホ」は浸透している。
仕事でも大切な連絡がメッセージで来たら、すぐにスマホで返事をしないといけない。見知らぬ街ではじめての場所にたどり着くには、もはやスマホの地図アプリは欠かせない。知らないことはスマホですぐに調べられるし、もはやスマホはわたしたちの優秀な「第二の脳」ぐらいになっており、欠かせない人生のパートナーともいえる。
大事な人と一緒にいるときでさえも、わたしたちはついスマホを見てしまう。楽しく食事しているはずなのに、ついクセでスマホの画面を見てしまって、家族や恋人に注意された経験のある人も少なくないだろう。
しかし、そうはいっても、スマホやパソコンなどの「コンピューター」は完璧なものではない。「メリット」ばかりしかなさそうに見えるが「デメリット」もある。そして、人間の頭にも「コンピューターにはないメリット」も存在するのだ。
ここでは、「コンピューター」と「頭」の記憶のメリット、デメリットを通して、「常時スマホ時代『頭が記憶すべきもの』は何か」を考えていきたい。
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