感謝しない人が見落とす「人生の幸福感」の法則 苦労や苦難に意識を集中するほうが簡単だが…

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苦労や苦難に意識を集中しがちですが……(写真:Pangaea/PIXTA)
私たちは、人生を、何かいいもので満たしたい、うまくいかせたいと願い、日々行動しています。しかし、現実にはさまざまなハードルがあり、ときには挫折し、あきらめ、その結果、ネガティブな思考や感情に支配されることもあるでしょう。
そして、ほとんどの人が平凡な人生で満足してしまっているのです。
望む現実は最良の思考から生まれる』では、自分の中に眠る可能性を引き出し、望む人生を引き寄せる法則を紹介しています。本稿では同書より一部を抜粋しお届けします。

感謝を表現する

感謝するという習慣は、とてもシンプルだが、同時に大きな力を持っている。毎日、感謝できることをかぞえるのを習慣にすれば、いつでも感謝できるものを探す心の状態になることができる。するとすぐに、無意識のうちに物事のいい面を見るようになり、人生の幸福感が増すだろう。

感謝しているときに悪い気分になるのは不可能だ。

しかし、感謝を表現するぐらい簡単だと思うかもしれないが、ほとんどの人はそれができなくて苦労している。

自分が受け取っている贈り物よりも、苦労や苦難に意識を集中するほうがはるかに簡単だからだ。持っていないもののことばかり考え、すでに持っているもののことを忘れている。

以前、世界でも有数の成功者について調べていたときに、その人が言ったある言葉が印象に残った。

それは、「偉大さは感謝から始まる」という言葉だ。

当時はそれほど深く考えなかったが、年齢を重ねるにつれて、この言葉の価値がわかるようになってきた。感謝の気持ちがなければ、本当の意味で楽しむことはできない。

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