「緊張が解けない人」は横隔膜の使い方を知らない 緊張をリセットできる「横隔膜呼吸」の方法

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(写真:アン・デオール /PIXTA)
実は誤解をしている人が少なくない、正しい「呼吸」と「姿勢」。不調に悩まされている場合は、この2つの要素が関係しているかもしれません。呼吸器の専門医である奥仲哲弥医師の著者『不調の9割は「呼吸」と「姿勢」でよくなる!――専門医が教える自律神経が整う「呼吸筋トレ」』より一部抜粋して紹介します。

基本は「横隔膜呼吸」をおススメする理由

呼吸には、「静かにしているときの安静時呼吸」と「息が上がっているときの努力性呼吸」があります。

「安静時呼吸」は、リラックスしているときの呼吸なので呼吸数は少なく、ゆったりと呼吸できるので、体の中に入る酸素の量も多くなります。
一方、「努力性呼吸」は、安静時呼吸で使われる呼吸筋に加えて、「首や肩、鎖骨周囲の筋肉」「背筋」も使って行う必要があります。緊張状態では、努力時呼吸が無意識に行われてしまうため、何度も繰り返したり長く続くと、肩凝りや筋緊張性頭痛の原因となります。

そのようなときに、すみやかにそれを解除し、リセットできる呼吸の仕方を知っていると安心です。

安静時呼吸は全呼吸の99%を占めます。そう考えると、安静時にどのような呼吸をするか、習慣づけるか、乱れたときにいかに速やかに戻せるか、というのはけっこう大きな問題です。

そこで私が強くお勧めするのは、鼻で吸って鼻で吐く「横隔膜呼吸」です。たいそうな感じに宣言しましたが、言ってみれば、「吸うときには胸とお腹が膨らんで、吐くときに胸とお腹がしぼむ」という普通の呼吸です。

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