寒い時期の頭痛、コンビニ飯で対抗できる? 血流改善、神経の機能改善が期待できる食材

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頭痛がひどいと、仕事も捗りません(写真:MM4 / Imasia)

年が明けると寒さが本格化して、各地で真冬日が続いています。風邪の引き始めなのか、頭痛が起こりがちという方は、寒さで血管が収縮しているのかもしれません。

ことビジネスパーソンにおいては、仕事でパソコンを長時間使うなど、同じ姿勢でいる時間が長いことも頭痛の要因のようです。今日は日頃の食事から頭痛予防や改善を図れる、頭痛対策食を考えてみましょう。

頭痛はなぜ起こる?

頭痛は今や国民病とも言えるほど悩まされている人が多く、また検査をしても異常が見つかりにくいのが現状。一般に多いと言われている頭痛は「慢性頭痛」と類されるもので、中でも長時間のパソコン作業や姿勢の悪さによって引き起こされる頭痛は、血管の収縮を伴い「緊張型頭痛」と呼ばれます。

ほかにも、血管が拡張して炎症が起きて痛みが起こる「片頭痛」もありますが、慢性頭痛で悩む人の約9割がこの2つのどちらかが原因とされています。特に冬は寒さで血流が悪くなりがちなので、頭に近い、首や肩を湯たんぽなどで温めるといいでしょう。

食事面から考えると、頭痛対策になりそうな栄養素は以下の通りです。

・DHA・EPA
脳や神経の機能を健康に保ち、血流をよくする効果が期待できます。「あじ」「さば」「さんま」「いわし」など青魚と呼ばれるものに多く含まれます。
・ビタミンB群
DHAやEPAが含まれる食材と一緒にいただくと、相互作用が起こり、脳や神経、筋肉などを健康に保つ効果が期待できます。豚肉、キノコ類、ナッツ類、大豆製品などに含まれます。
・βカロテン
DHAやEPAは「不飽和脂肪酸」という脂肪酸で、酸化しやすいのが難点。しかし緑黄色野菜などに含まれるβカロテンと一緒に摂ると、酸化が防げ、効率よく体に吸収されて血流改善も期待できるでしょう。
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