「魔の三角地帯」に沈む財宝伝説は本当だった バミューダ海域に消えたスペイン船を追う
世界と人類の歴史には、まだまだ数多くの謎が残されている。
その一つとして数多く存在する財宝伝説。その伝説は本当なのか?本当ならば「この手で財宝を発見してみたい」。そんな思いから始まったのが、TBSテレビの『財宝伝説は本当だった 今夜ついに大発見SP』だ。
2014年正月に放送した第1弾では、エジプトより古い世界最古の黄金文明(トラキア文明)が栄えていた東欧・ブルガリアの財宝伝説に挑んだ。2004年に黄金のマスクが発見されて以来、ゴールドラッシュに沸くトラキア遺跡。中でもトラキア最初の黄金王・コテラ王が眠る墓には、まだ莫大な歴史的財宝が埋葬されていると考えられている。番組はブルガリアの国家プロジェクトに参加。4カ月に渡る黄金王の墓の発掘調査を行ったところ、ブロンズで飾られた戦闘馬車を発見。歴史的発見としてブルガリア国営放送で大々的に報じられた。
その番組の第2弾が、2015年1月3日(土)夜18時から3時間にわたって放送となる。本編の公開を控え、今回発掘に挑んだ財宝伝説について2回にわたってリポートする。
魔の海域に沈む伝説のスペイン財宝船団1715
今回狙うのは、アメリカ・フロリダ沖、バミューダ海域に沈んだスペイン財宝船団1715にまつわる財宝伝説だ。
フロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ三角形の海域、「バミューダトライアングル」「魔の三角地帯」などと呼ばれ、昔から多くの船が行方不明になったことで知られている。
しかも、消えた船の残骸が全く発見されなかったり、消息を絶つ直前にコンパスや計器の異常が発生したりするなど、そのミステリアスさが注目され、数多くの小説、映画の題材となってきた。行方不明の理由として、ブラックホール説・宇宙人説など、様々な仮説が唱えられてきたことでも有名である。
バミューダ海域といえば、天候が非常に変わりやすく、潮の流れが速い。そして、ハリケーンが発生しやすいのが最大の特徴である。バミューダで発生するハリケーンの威力はすさまじく、大型船でさえ簡単に海の餌食となってしまう。まさに魔の海域なのである。
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