アラサーのための戦略的「人生相談」--どうすれば、プレゼン上手になれますか?(その1)
「伺ったオリエン内容をよく吟味した結果から、われわれはこの問題を●●の問題だと解釈しました。『現下の市場状況』『競合状況』、また『御社の現状』から考えると、本プロジェクトの問題解決のゴールを、短期的には●●、中長期的には●●だと定義いたしました。では、これから、『なぜ、こういう成果の定義に至ったのか』『その成果を得るためのプロセスと方法論』について、ご提案させていただきます。頂戴している時間は30分なので、約25分を以下のような構成でご説明し、残りの5分をご質問にあてさせていただきます」
実は、この冒頭の説明、論文で言うと「序論」は、「結語」と相似形の構成になっていると、「説得」がより一層効果的になります。なぜなら、聞きやすいからです。
つまり、結語で、「フレームの再確認」をし、結論を述べること。後は書店に売っている「成功するプレゼンの方法」といった本を読めば、ノウハウがマニュアル化してありますので、そこから自分なりの「チェックシート」を作っておくことをおススメします。
1955年生まれ。東京大学法学部卒業。80年、電通入社。トヨタカップを含め、サッカーを中心としたスポーツ・イベントのプロデュースを多数手掛ける。2000年に電通を退社し、スポーツ・ナビゲーションを設立。その後、独立行政法人経済産業研究所の上席研究員を経て、04年にスポーツ総合研究所を設立し、所長就任。江戸川大学社会学部教授を経て、多摩大学の教授として「スポーツビジネス」「スポーツマンシップ」を担当。著書に『Jリーグのマネジメント』『スポーツマンシップ立国論』など。現在東京と大阪でスポーツマネジメントスクールを主宰し、若手スポーツビジネスマンを育成している。
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