「資格試験に落ち続ける人」がやりがちな勉強法 スポーツなら映像や本だけで学んでいる状態
どういうことかと言うと、アウトプットして間違えることで、インプットする量が増えます。そして、インプットが増えた分だけ、アウトプットできる幅も広がるのです。
これが、「間違えることが勉強だ」という言葉の重要なポイントです。インプットばかりしても、実際には、それほどインプットされません。アウトプットするのはインプットのためであり、アウトプットを繰り返すことでインプットの量が増えていくことを忘れないでください。
「全体を4分割」して、勉強の配分を
「合格への最短コース」を知るために、過去問を読み、参考書と問題集を1冊ずつ書店で買ってきたら、勉強の全体スケジュールを把握しましょう。そこで肝になるのが、試験までの期間を大きく4つに分けることです。
資格試験の試験日は決まっていると思いますので、まずは、今日から試験日までを大きく4つに分けます。1年間あるのであれば、3カ月ずつになりますし、半年間ならば、1.5カ月ずつになります。
数カ月から1年ぐらいで合格を目指す資格試験であれば、4つに分けた、それぞれの期間の勉強配分は次のようになります。
これが「合格への最短コース」の大ざっぱな道のりです。これを頭に入れてから勉強を始めるのと、いきなり勉強を始めるのとでは、のちのち差が生まれてきます。
全体スケジュールで大切になるのは、第3クールが終わるまでに合格最低点がとれるようになること。これが実現できれば、合格はもう目の前。第4クールをバッファとして使え、気持ちの余裕も生まれますし、仕上げの勉強もできるからです。
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