東大王が語る「美しすぎるノート」を作る納得理由 ペンの色分けが肝、授業を最大活用する勉強法
「自分にとっての見やすさ」が良いノートの決め手
最初のうちは、板書と同じように書けないことに、ストレスを感じます。先生が黒板に長い文を書くと、「ノートの端まで来ちゃった!」などということも、ときどき起こりますね。
そこで、ノートをうまく取りたい人におすすめなのがマス目(目盛)の小さいノートを選び、心持ち字を小さくして書くことです。学年が上がるにつれ書く内容が多くなっても対応できるよう、「1マスに2文字、3文字」というふうに縮めて書くのも手です。
慣れないうちは、ノートはマス目のものをおすすめします。行ごとの最初の1文字(横書きで言う左の端)を揃えられるからです。箇条書きの頭の「・」などは、揃っていないと、ノートを見返したときにストレスになります。要は、情報が整理されているかという見栄えの良さを意識してのことです。
さて、こんなふうに言うと「見栄えって必要?」と思う人もいるでしょう。確かにここは、人によって意見の分かれるポイントです。自分なりの取り方に慣れてくる中学・高校では、「自分にわかるなら汚くていいのでは?」「きれいに書くことにばかり集中して、結局頭に入らないならムダじゃない?」という意見も、しばしば聞かれるようになります。
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