それから2000年に入るまでの更新は2回だけで、ほとんど放置された状況が続いた。そして、2000年1月28日に突如15本もの記事が一斉にアップされる。これが2つめの山であり、メインの記事としては最後の更新となっている。冒頭で引用したものも含めて列挙する。
・イメージ――想像せよ!
・「分かってくれない!」ではなく分からせる力をつけよ
・マーケティング型企画よりイマジネーション型企画
・アイデアは人に話せ。できればMLへ
・人にアイデアを話さない人はアイデアを実現できない
・普通の人でいつづける努力
・原稿を疑い、自分を疑い、そして著者を信じよ!
・上司の赤は直すだけではだめだ
・著者に会おう。デザイナーに会おう。
・上司は使うもんだ!従うものじゃない
・普通の本を普通に作れるようになろう
・煮詰まることなしに新しいものは生まれない
・自分が得た知識を本に反映させよう
・不満はちゃんという。言わなかった不満はないものにする覚悟を
編集部の部下に向けて発したメッセージ
最後の15本はそれまでの投稿と明確に空気が違う。それまではどちらのコーナーも、世の中の多くの読者に向けて名うての編集者が発信するコラムという風合いだった。しかし、最後の15本は後進、さらに絞れば編集部の部下に向けて発したメッセージという色彩が非常に濃い。一例を挙げる。
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【最後の15本を更新した後、山下さんは】
