30歳から伸びる人が共通して「しない」4つのこと 他人の目を気にしすぎる人は30歳で止まる

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(まんが:ただっち)

「この道しかない」というのは思い込み

人生において、「覚悟を決めて、受け入れる」という姿勢は大事です。あれもこれもと、ないものねだりをするのではなく、いま置かれている状況のなかで、投げ出さずに、最善を尽くしていく……。日々の仕事や生活は、そうして築かれていきます。心の成熟や、仕事の成長も、そうして生み出されます。

でも、潔く受け入れ、やるだけやってみて、「あれ? ちがったかな」というとき、「別の道を行きたいな」というとき、「このままじゃまずいな」というときは、いいじゃありませんか、一本道じゃなくても。

それに、「この道しかない」というのは、思い込み。いくらでも生きていくための方法はあるのに、「これしかない」と道を制限してしまえば、チャンスが来ても気づかず、流れにも乗れず、ただそこにしがみついていることになってしまいます。「××しかない」「△△にちがいない」「○○でなければならない」「~しなければならない」などの固定観念が勝手につくりだした心の枠は呪縛になって、行動を支配します。さっさと、外してしまいましょう。

『まんがでわかる 30歳から伸びる人、30歳で止まる人』(PHP研究所)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

心の枠のなかでも、いちばんよくないのは、「私は~だから」「私にはできない」と自分の力を限定してしまうこと。自分を決めつけた思い込みがある以上、伸びることはありません。反対に「もしかしたら、やれるんじゃないか」「ほかにも方法はあるんじゃないか」と可能性を広げていくことです。心の枠を外したら、できることが増えて、人生は楽しくなります。

人生は一本道じゃない。方向転換も、脱線もあり。その道は、決まった道ではないけれど、振り返ると「この道を通らなければ、ここには来られなかった」という流れになっているはずです。

私たちはどこまで行けるのか。どこまで成長できるのか。そこに行ったら、どんな景色が見られるのか。道の先には、なにがあるのかわからないから、旅はおもしろいのです。

有川 真由美 作家

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ありかわ まゆみ / Mayumi Arikawa

鹿児島県姶良市出身、台湾国立高雄第一科技大学応用日本語学科修士課程修了。 化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、多くの職業経験を生かして、働く女性へのアドバイスをまとめた書籍を刊行。韓国、中国、台湾でも翻訳される。

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ただっち 漫画家、イラストレーター

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ただっち / Tadacchi

東京大学大学院にて社会心理学・社会情報学を専攻中。人見知りで昼寝が大好きな自分には「主婦が天職」だと言い聞かせて、苦手な家事をこなしながら昼夜逆転でだらしのない生活をしていたが、そんな自分の人生に疑問を抱き、東大大学院受験を決意。専門知識ゼロの状態から、効率重視の勉強法を実践した結果、3カ月の準備期間で合格した。著書に、『東大「ずる勉」英語』『ただの主婦が東大目指してみた』がある。

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