30歳から伸びる人が共通して「しない」4つのこと 他人の目を気にしすぎる人は30歳で止まる
「この道しかない」というのは思い込み
人生において、「覚悟を決めて、受け入れる」という姿勢は大事です。あれもこれもと、ないものねだりをするのではなく、いま置かれている状況のなかで、投げ出さずに、最善を尽くしていく……。日々の仕事や生活は、そうして築かれていきます。心の成熟や、仕事の成長も、そうして生み出されます。
でも、潔く受け入れ、やるだけやってみて、「あれ? ちがったかな」というとき、「別の道を行きたいな」というとき、「このままじゃまずいな」というときは、いいじゃありませんか、一本道じゃなくても。
それに、「この道しかない」というのは、思い込み。いくらでも生きていくための方法はあるのに、「これしかない」と道を制限してしまえば、チャンスが来ても気づかず、流れにも乗れず、ただそこにしがみついていることになってしまいます。「××しかない」「△△にちがいない」「○○でなければならない」「~しなければならない」などの固定観念が勝手につくりだした心の枠は呪縛になって、行動を支配します。さっさと、外してしまいましょう。
心の枠のなかでも、いちばんよくないのは、「私は~だから」「私にはできない」と自分の力を限定してしまうこと。自分を決めつけた思い込みがある以上、伸びることはありません。反対に「もしかしたら、やれるんじゃないか」「ほかにも方法はあるんじゃないか」と可能性を広げていくことです。心の枠を外したら、できることが増えて、人生は楽しくなります。
人生は一本道じゃない。方向転換も、脱線もあり。その道は、決まった道ではないけれど、振り返ると「この道を通らなければ、ここには来られなかった」という流れになっているはずです。
私たちはどこまで行けるのか。どこまで成長できるのか。そこに行ったら、どんな景色が見られるのか。道の先には、なにがあるのかわからないから、旅はおもしろいのです。
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