浜辺美波・21歳とは思えぬ脅威のマネジメント力 「かわいい、清楚、可憐」のイメージを覆す
浜辺さんのセルフマネジメントで特筆すべきもう1つのポイントは、役への向き合い方。
現在放送中の「ドクターホワイト」は初の医療ドラマであり、専門用語の多いジャンルだけに、彼女自身「苦戦すると思います」と語っていました。
新しい仕事に欠かせない試行錯誤
『月刊ザテレビジョン2月号』の取材段階では、「推理モノは自分でセリフを書いて整理して覚えたのですが、医療モノは初めてなので『いい覚え方を見つけられたら』と思っています」と試行錯誤を示唆するコメントをしていました。
しかし、27日放送の「めざまし8」では、「凄くセリフ覚えは遅いわけではないんですけど、医療用語とか推理セリフとかは毎回書いて覚えています。“最初にこれ言って、説明して、最後まとめて”みたいな構成にすると凄く覚えやすくて」と試行錯誤が終わったことをほのめかしていたのです。
つまり、「試行錯誤した結果、医療モノも推理モノのときと似た方法で覚えることにした」ということでしょう。異なるジャンルだけに、まったく同じではなく、細かい違いはあるはずですが、新たな仕事のたびに自分なりのメソッドを作って乗り切ろうとしているようなのです。
また、浜辺さんは昨年5月にアップされた「VOGUE GIRL」のインタビューで、「役への理解を深めるため、実際に現場訪問して、演技にも反映していきたい。良い仕事をするにはメンタルの安定も重要なので、自律神経を整えるために独学でアロマやハーブについても勉強中。つねにベストなコンディションで、気持ちよく仕事に取り組んでいきたいです」と語り、プロ意識の高さを感じさせました。
さらに別のインタビューでは、「趣味は読書」と言い切るほどの読書家としても知られている一方で、「新たな仕事に挑んでから終わるまでほとんど読まない」とコメント。正確には、演じる役柄の気持ちがわかりづらくなるから、「読まない」ようにしているし、「読めない」のでしょう。
常々、自らのことを「不器用」「無理をしない」と口にしていることから、「ストイック」というより「やれることをやろう」というタイプなのかもしれません。「意識の高さは必要だけど、背伸びをしすぎて失敗したら意味がない」ことをわかっているのではないでしょうか。
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