面接で就活生を慌てさせる「ヘンな質問」の攻略法 突拍子ないが、パターンを知れば対策はできる

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学生が強い印象を持つヘンな質問で最も多いのは、「〇〇に例えると」問題だろう。いろんな例え問題がある。「自分をモノに例えると」「自分を動物に例えると」は頻出する。「自身を食べ物に例えると」も多い。

ほかには「野菜」「色」「水中の生き物」「魚」「果物」「コンビニの商品」もある。こういう会話は小学生や中学生の頃にしたような気がするが、学生は子どもっぽく感じるかもしれない。しかし、面接対策として必要だ。急に質問されると、野菜や果物の名前が出てこないものだ。友だちと練習してみるとすぐに慣れるだろう。

もっとストレートな質問もある。「自分を一言で表してアピールしてください」は意外と定番の質問だ。近年はやっているのは漢字。「自分を漢字に例えると何?」はいくつかの企業で遭遇する質問だ。これも事前対策が必要だ。

基本は「傾向と対策」

自分史を語らせたり、グラフ化させたりする面接も増えている。「自分史を語ってください」「生まれてから今までの人生を三分割し、それぞれにタイトルを付けてください」「自分の人生を円グラフで表せ」などはまだわかりやすい。「自分の取扱説明書を教えてください」などの変化球を投げ込んでくる面接担当者もいる。

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いろんな面接の質問があるが、その対策は2つある。まずたくさんの質問を読んでパターンを知ることだ。本稿でも取り上げたが、先輩たちの実例は口コミサイトに掲載されている。直球の質問もあるし変化球もあるが、慣れていれば慌てることは少なくなるはずだ。

もう1つは、自己分析の時に「〇〇のような」という比喩を交えることだ。良い比喩は言葉を組み合わせることで生まれ、ストーリーに説得力を与える。友だちやキャリアセンターに協力してもらえば、自己分析は言葉を豊かにし、面接を有利に進められるようになるだろう。

佃 光博 HR総研ライター

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つくだ みつひろ / Mitsuhiro Tsukuda

編集プロダクション ビー・イー・シー代表取締役。HR総研(ProFuture)ライター。早稲田大学文学部卒。新聞社、出版社勤務を経て、1981年文化放送ブレーンに入社。技術系採用メディア「ELAN」創刊、編集長。1984年同社退社。 多くの採用ツール、ホームページ製作を手がけ、とくに理系メディアを得意とする。

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